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はじめてのGA4(Google Analytics 4)導入

Google Analytics 4がリリースされたのでいれてみるよ

昨年導入されたApp+WebプロパティがGoogle Analytics 4(GA4)として、正式リリースとなりました。

Google では、よりインテリジェントな次世代の Google アナリティクスを作成しています。この新しいアナリティクスは、昨年導入されたアプリ + ウェブ プロパティの基盤の上に構築され、すべての新しいプロパティでデフォルトのエクスペリエンスとなります。今後もさらに改良を進めていく予定ですので、ご期待ください。

アナリティクス ヘルプ / 次世代の Google アナリティクスのご紹介

今後、さらに機能追加があるようですが、触ってみないことには…ということで、慌ててWordpressを立ち上げて、入れてみようと思います。

GAでの設定

1.アカウントの作成

1-1.「アカウントの作成」でアカウントを作っていきます。

1-2. 測定の対象で「ウェブとアプリ」を選択。まだ「ベータ版」の表記でした。

1-3. プロパティの設定を続けて行っていきます。

2.プロパティの設定

2-1. データ収集を始めるためにータ ストリームを設定します。一応、制限があるようです。

データ ストリームを追加してからレポートに反映されるまでには、24 時間程度かかる場合があります。

データ ストリームは、プロパティあたり最大 50 個作成できます。

アナリティクス ヘルプ / データ ストリームを追加する

今回はウェブサイトなので、ウェブを選択。

2-2.「ウェブ ストリームの設定」として、ウェブサイトのURLとストリーム名の入力を求められます。

「測定機能の強化」という項目がありますが、コンテンツに対するインタラクションを測定するもの。

測定機能の強化では、コンテンツに対するインタラクションを測定できます。この機能を使用するには、Google アナリティクス管理画面でオプション(イベント)を有効にします。コードを変更する必要はありません。これらのオプションをウェブ ストリームで有効にすると、すぐに Google アナリティクス タグでイベントの送信が開始されます。

アナリティクス ヘルプ / 測定機能の強化
  • ページビュー数
  • スクロール数
  • 離脱クリック
  • サイト内検索
  • 動画エンゲージメント
  • ファイルのダウンロード

上記の項目が取得されるようです。(これが、App+Webの特徴ですね)

2-3. ウェブ ストリームの設定が完了しました。

タグの設定

3. Google タグ マネージャーでタグを埋め込み

Google タグ マネージャー(GTM)を使ってタグを埋め込んでいきます。GTMの導入はすでに済んでいる前提です。

3-1. 新規タグで「Google アナリティクス:GA4 設定」を選択

3-2. タグとトリガーの設定を行います。

タグの設定では、先ほどGAで作成したウェブ ストリームの測定IDを入力します。

その後、トリガーを設定します。今回は、「ALL Page(ページビュー)」で設定しています。

タグを保存したら、完了です。

3-2. プレビューで確認します。

設定後、GTMのプレビュー機能でタグの発火状況を確認します。

発火していることを確認したら、公開します。

まとめ

これまでのGoogle Analyticsの導入とは大きく変わっているため、設定自体は難しくないもののやはり戸惑いました。
ユーザーエクスプローラの提供など、GAもユーザーを軸とした分析環境が整いつつありましたが、GA4ではさらに、進むようです。リアルタイムの画面では、ユーザーのスナップショットも提供されており、よりユーザー軸の分析が進みそうな雰囲気が。

おまけ

collectで飛んでいるデータも結構、異なりました。

こちらがGA4のデータ。たとえば、tではなくenでページビューが送られている。イベント扱い?

こちらが、これまでのユニバーサルアナリティクスの送信データ。

今度は、イベントの送信やUIの確認を行っていきます。